“しゃせい”が生んだ不可思議な公然ワイセツ

06/29 10:00

27日までに愛知県警緑署は公然ワイセツの疑いで会社員広田秀郎容疑者(45)を逮捕した。近くを歩いていた女性美容師(21)に声をかけ名古屋市緑区にある病院の駐車場に誘い込み、自分の下半身を露出するなどの行為をした疑い。広田容疑者は容疑を認めているという。

勘違いが生んだ妙な事件

さてここまではよくある普通の変態中年男性の引き起こした事件。しかしこの事件はただの公然ワイセツ事件ではなかった。
供述などによると広田容疑者は自分の乗用車を停めてあった病院駐車場付近で被害女性をみかける。その後

「しゃせいしたいのでモデルになってください。」

と女性に声をかけ自らの車の陰に誘い込む。女性も“絵のモデル”になればいいのかと思いついて行くも、広田容疑者は突然こう言い放つ

「手でしてくれたら5000円、見てるだけなら3000円あげる。」

とプチ援助を申し出たのだ。唖然とする女性を尻目に広田容疑者は男性器を露出。そのまま彼女の手を取りその欲望の固まりを触らせようとするも、女性はその手を振り払い逃げた。その後同署員に通報し御用となったのだ。

さて、ここまででわかった人にはわかるだろう。この事件を妙なものにするもの、そのキーワードは

「しゃせい」

女性の認識:しゃせい=写生
容疑者の認識:しゃせい=射精

写生に射精、言葉は同じでも全く意味の異なる言葉。被害女性はそんな言葉のマジックに騙され、危うく性処理の手伝いをさせられるところだったのだ。

射精だとは想像もつかなかった

調べによると被害女性は当初「写生のモデルならいいか」と思い広田容疑者についていったのだという。たしかに言葉も発音も同じで一見わかりにくい。だがそもそも絵のモデルだからと見ず知らずの広田容疑者になぜついていってしまったのか?ネット上ではこの女性の行動に危機感がないのでは?という疑問の声もあがっている。

「このご時勢絵のモデルだったとしてもついていくのはどうか?」
「しゃせい違いとは言え承諾してしまったのだからどっちもどっちではないか」
「外だったからいいとしてホテルでしゃせいしたいと言われてついていったら何も言えないのでは?」


よほど有名な画家であるならわからなくも無いが、女性側も軽率だったことは否めない。ただ、逮捕後署員から「射精」に関しての意味を聞きかされ、被害女性は顔を真っ赤にしていたという。そのことからもしかしたら非常に純粋な方でしゃせい=性的なものに結びつかなかったのも一つの原因なのかもしれない。

写生といえば・・・(私的に)

小学校、中学校のころ美術の時間に写生といわれるとドキッとしたものだ。教壇に立った先生が

「日曜は写生大会を行いますので準備をしてくださいね」
といったときクラスのお調子者が
「ティッシュは何枚必要ですか?」
と聞き、みなクスクスと笑っていたものだ。
しかし先生も
「人によって必要であったりなかったりしますね」
と笑顔で軽やかに受け流していたのを思い出す。

また遊人という漫画家の校内写生といった漫画もあったり

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一般に写生といわれるとどうしても射精を思い浮かべてしまうのだが・・・。まぁそれは男性だけなのかもしれない。

写生と射精、意味は違うが同じ言い方のため起こったなんとも不可思議な事件。一見笑ってしまうような事件だが、こういったわかりにく言い回し・勘違いさせる言葉というのは詐欺師が良く使う手段。また、平然と街中でプチ援助を求める輩がいるという事実・・・笑ってばかりはいられない。

模倣犯が現れないことを切に願う。

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